千葉県予選(決勝)が開催されました!

「サントリーカップ 第14回全国小学生タグラグビー選手権大会」千葉県決勝大会の1223。昨年度はにわか雨を許してしまいましたが、「千葉県大会に雨が降るなんて『ちーがーうーだーろーっ!』とばかりに、今年はリベンジ達成!冬至を過ぎてなお、10月並みの暖かな陽ざしが降り注ぐ中、各地区予選を勝ち抜いた16チームによる熱戦が展開されました。

4チームごとの予選リーグは、年度早々に決勝大会への進出権を獲得した、習志野RFCと浦安ウイングスがひっぱる展開。そんななか、決勝トーナメントへの進出をかけた熱い試合が続発。なかでも、プールD最終戦の浦安ウイングスブルー対鴨川ブルースカイblueは大激戦!昨年初出場ながら決勝大会へ進出した房総ウェーブス。その姉妹チームである鴨川ブルースカイblueが、千葉県王者、いやいや全国の強豪=浦安ウイングスのブルーチームに挑みます。勝てば勝ち点で並び、得失点差での2位が狙えます。巧みなランニングとパスワークでゲインする浦安に対し、鴨川は必死のディフェンス。何度もインゴールに入られるものの、間一髪のタグでトライを防ぎ、5mバックさせます。プレヤーとコーチが「あと2本だよ!がんばれ」「あと1本とればいいんだよね!?」とハンドサインで確認しながら、「いかれたっ!」→「おおーっ」「ふぅ〜」のタグの連続。4タグで攻撃権を得ると、エースランナーがタッチライン際を一気に50m走り切りトライを奪うドラマのような流れ。浦安も、トライをとられた直後に落ち着いてすぐにトライを取り返す一進一退。白熱の試合は、4対4の引き分けに終わりました。鴨川は、初の決勝トーナメント進出を逃し、悔しい予選3位でしたが、来年度、鴨川地区大会の開催に向けて準備に入っており、新たな「タグラグビータウンの誕生」へ弾みをつける大活躍でした。

予選リーグが終了すると、決勝トーナメントの「抽選」です。これまでは「予選プール〇の1位が予選プール〇の2位と対戦する」とあらかじめ決められていました。そうすると「1位にならないと、キツイぞ(無理だぞ)」というような判断が出てしまっていたことを反省し、花園の高校大会よろしく、抽選を実施して対戦を決めると変更しました。予選プールの1位と2位が対戦することについては変更せず、1位の4チームと2位の4チームでそれぞれフリー抽選。「同じ予選リーグのチームと対戦することもあるんですか?」との帯同コーチからの質問に「はい!」と元気よく回答する運営委員長!「抽選を始めます」とアナウンスすると、帯同コーチが集まってきてしまうハプニングを乗り越えて(笑・なにせ、初の試みですから・・・)対戦カード決定。「やはり」というか、「仕方ない」というか、同プールの対戦が2ゲームとなってしまいましたが、ゲームをすればするほど目に見えてスキルアップする小学生たち。その2ゲームの中の1ゲームでは、布佐南サザンボールスターズが、予選プールで敗れ、かつ昨年度中関東出場を果たしている小山ブラックサンダーに対し、5対3でリベンジを果たし、歓喜の中関東ブロック大会出場を獲得しました。

準決勝では、年度を通してトップを走ってきた習志野RFCと浦安ウイングスが決勝へ進出。決勝は、取って取られてのクロスゲーム。最後の最後で習志野が勝ち越して優勝決定。続く中関東ブロック大会での再戦も楽しみな両雄でした。ブロンズファイナルも取って取られての展開。2面同時展開でしたので、どちらを見たらよいか迷う観客が続出でした(笑)。こちらも1点差で布佐南が3位に。僅差のゲームを冷静に戦い抜く小学生プレヤー、冷静なレフリー、しっかりと見守る帯同コーチ、一生懸命応援する関係者のみなさん、の一体感がハンパない大会でした。

最後になりましたが、レフリーとして協力してくださいました、川又・高橋・石橋・早藤・大久保・田中・三原様、競技役員として手伝ってくれた昭和学院秀英高校ラグビー部の皆様に御礼申し上げます。

◎3位:布佐南サザンボールスターズ

◎3位:布佐南サザンボールスターズ

◎4位:浦安ウイングスブルー

◎4位:浦安ウイングスブルー

 

■参加チーム16

浦安ウイングス・浦安ウイングスブラック・浦安ウイングスブルー・浦安ウイングスブラウン、名戸ヶ谷レッドブル・名戸ケ谷しゅわわ〜コーラ・名戸ヶ谷CCレモン・名戸ヶ谷イエローモンキーベイビーズ(柏市立名戸ヶ谷小学校)、小山ブラックサンダー(流山市立小山小学校)、布佐南サザンボールスターズ・布佐南ピース(我孫子市立布佐南小学校)・エンジェル北部(松戸市立北部小学校)、のびしろ8(松戸市立中部小学校)、習志野RFCU12、房総ウェーブスdolphin・鴨川ブルースカイblue

 

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