岡山県予選が開催されました!
平成29年11月26日(日)、岡山県総合グラウンド補助陸上競技場で「サントリーカップ 第14回全国小学生タグラグビー選手権大会」岡山県予選大会を開催しました。今年度も例年開催している、普及を目的にフェスティバル的な要素を取り入れた「キッズリーグ」を行いました。
大会は9チームが参加し、予選プールで2試合を行いました。そして、その結果をもとに決勝プールを組み直し、上位4チームで決勝トーナメントを行いました。また、キッズリーグは7チームによるリーグ戦で、各チーム2試合を行いました。
今年度も、早いパス回しによる連続攻撃が多くみられました。また前に出ることを意識し、少しでもギャップがあると、そこを突いてくるプレーも随所に見られました。2回目出場の老松ミラクルトライは、はつらつとしたプレーと完成度の高い組織力でベスト4まで進み、老松旋風を巻き起こし大会を盛り上げました。キッズリーグでは、ちびっ子たちが息をはずませながらボールを持って、コートせましと走る姿がありました。また、「トライ!」をとってはしゃぐ姿も見られ、笑顔があふれるゲームが行われました。
決勝は、5年連続で桃丘ジェッツと高島小グリーンボンバーズとの対戦になりました。どちらも全国大会の出場経験があるチームです。抜けたと思っても、きちんとバックアップに走る選手がおり、ゴール直前にタグを取るプレーがあり、一進一退の好ゲームとなりました。結局、前後半でも決着がつかず、延長戦となりました。延長に入り、まず桃丘ジェッツがトライを取りました。そこで勢いが出てきたのか、徐々に桃丘ジェッツが攻撃リズムをつかみ、その後も優勢にゲームを進めました。高島小グリーンボンバーズも、昨年までの雪辱を果たそうと、気合のこもったプレーで反撃をします。両チームの意地とプライドがぶつかり合った好ゲームに、観衆も大いにわきました。そしてノーサイドとなり、延長に突入した好ゲームは桃丘ジェッツの勝利となりました。これで本大会決勝の両者の戦績は、桃丘ジェッツの3勝2敗となりました。両チームの今後の活躍が期待されます。
また表彰式では、今大会に大旋風を巻き起こした「老松ミラクルトライ」に特別賞が贈られました。老松ミラクルトライは、楕円球の魅力に取りつかれた地域の小学生たちが、自主的に集まってチームを結成し練習を積み重ね、ベスト4まで進出しました。そのチームとしての団結力やゲームに臨む姿勢が、県タグラグビー界に新しい風を吹き込んだとして評価されました。
最後になりましたが、大会の運営には各チーム及び岡山県協会普及育成委員会から多くの方に役員としてご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございます。
■参加チーム9
桃丘ジェッツタグララグビークラブA、桃丘ジェッツタグララグビークラブB、高島小グリーンボンバーズA、高島小グリーンボンバーズB、老松ミラクルトライ、古都グレープマジックスA、倉敷ハリケーンズA、倉敷ハリケーンズB、岡山ラグビースクールA
【以下、小学3年生以下で構成のキッズリーグ】
桃丘ジェッツタグラグビークラブC、高島小グリーンボンバーズC、老松ミラクルトライ、古都グレープマジックスB、岡山セブンズジュニア、倉敷ハリケーンズC、岡山ラグビースクールC(計7チーム)