１２月１６日に開催した「第15回全国小学生タグラグビー選手権大会」高知県予選は、天候の関係で急遽屋外グランドから室内体育館で開催となった。場所の関係で、コートが狭くなり本来の展開ラグビーに制約があったが、どのゲームも緊張ある内容で、最後まで予断を許さない白熱したゲームとなった。

今年も高知県は４チームの参加となり、いの小学校で編成されたいのバッツチーム、いのブレイブスチーム、南国市の小学校で編成された南国ＢＬＵＥＳＫＹ　ＲＳチーム、南国ＢＬＵＥＳＫＹ　Ａチームで予選が行われました。
各チーム別に見ていくと、今年度優勝したいのバッツチームは、女子選手のみで編成されたチームで、タグラグビーを理解してプレーをしている印象を受けた。戦術もエリアで決め事をいくつか使ってループプレー、クロスプレーにリターンパスなど多彩な戦術で相手チームを翻弄し優勝を勝ち取った。また優勝チームは、ディフェンスに優れていた印象を受け、４タッチで攻守交替シーンがよく見受けられた。

準優勝の南国ＢＬＵＥＳＫＹ　ＲＳチームは何名かラグビースクールの選手が入っており、アタックは間違いなく今回トップチームであった。ディフェンスに関してはタグの取り損ないでの失点など、イージーなミスも重なり準優勝となった。
３位のいのブレイブスチームは男女ミックスチームで非常に元気で、声をしっかり出しており相手にプレッシャーをかけていた印象がある。アタックに関しては、優勝したいのバッツチームと練習をしている成果もあり、いくつかの攻撃パターンが得点に繋がっていた。ただ、ミスが起こると攻守切り替えでの遅れが失点に繋げられるシーンがいくつありディフェンスでの改善で十分上位には入れるチームではある。
４位の南国ＢＬＵＥＳＫＹ　Ａチームは南国市の小学校で編成されたチームであった。このチームも男女ミックスでの出場で良く声を出し、会場を沸かすビックプレーもあったが残念ながら予選敗退となった。全体を通じてディフェンスの改善が四国予選上位に入れる課題になるのではないかと思う。
どのチームも声はしっかり出してプレーしているので自信を持って四国ブロック大会にチャレンジしてもらいたいと思います。

◎優勝：いのバッツ

◎準優勝：南国ＢＬＵＥＳＫＹ　ＲＳ