1月6日(日)、水戸市サッカーラグビー場で「第15回全国小学生タグラグビー選手権大会」茨城県予選が開催されました。
汗ばむような晴天に恵まれ、例年に比べて良い条件での大会ができた。
今年は２つの団体４チームが新しく加わり、１８チームで中関東ブロック大会への進出枠４つを争うことになった。

午前中の予選リーグでは、梅が丘小のそれぞれのチームが走力を生かして大量得点ゲームを続けた。また、個々の特色を結集した千波小学校も様々なサインプレーで勝ち上がってきた。今回初出場のつくばLIGAREは、もともと鬼ごっこのカテゴリーで集まった児童たちで、素晴らしいスピードで走り、ディフェンスの間を抜け、観客を魅了した。
一方、今年で２０周年（緑岡小学校時代からの継続で）を迎えるレッドアンドブラックスは、昔ながらのアタックとディフェンスのスタイルで戦った。

決勝リーグに勝ち上がった４チームは、くじ引きにより準決勝の相手が決まり、それぞれのチームのプライドをかけて戦った。ＡコートではレッドアンドブラックスＣ対梅が丘小学校Ｂだったが、１ヵ月前の水戸大会で梅が丘小Ｂチームに大差で負けている。試合の滑り出しから大きな声を出し、試合の流れをつかんだレッドアンドブラックスＣは、大差で先月の借りを返した。Ｂコートの千波小学校Ａも１か月前に梅が丘小に負けている。この試合は最終的に８対７の僅差で千波小が勝利した。

３・４位決定戦は梅が丘小学校のＡとＢが戦い、１１対２と大差でＡチームが勝利した。

決勝はレッドアンドブラックスＣと千波小学校Ａの組み合わせになった。アタックもディフェンスも互いに譲らず、前後半を終えて８対８の同点となった。レッドアンドブラックスＣは昨年に続き、決勝で延長戦を迎えることとなった。児童の思いのぶつかり合いが続いたが、チャンスを無駄にせずに得点につなげた千波小が、２対１で延長戦を制して優勝した。
茨城勢４チームは今月２０日の中関東ブロック大会に出場する。昨年に続いて茨城が中関東を制することができるよう期待している。

◎優勝：千波小学校Ａ

◎準優勝：レッドアンドブラックスＣ

◎３位：梅が丘小ブルーウェイブスＡ

◎４位：梅が丘小ブルーウェイブスＢ