北海道ブロック大会が開催されました!

2019年1月14日(月・祝日)に、「第15回全国小学生タグラグビー選手権大会」北海道ブロック大会兼第15回北海道小学生タグラグビー選手権大会が北広島市総合体育館で開催されました。
当日は、全道10支部から12チームが集まり、選手観客含め500人が見守る中、熱戦が繰り広げられました。
予選リーグは4ブロック3チームずつに分かれて戦いました。今大会も北海道ブロックから2チームが全国大会に出場できるため、予選リーグから気合の入った試合となり、各チーム特色のある攻守を見せ予選から混戦に。接戦を勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントに進みました。

決勝トーナメントは初戦から意地のぶつかり合いに。予選リーグ2位通過チームがリーグ1位通過チームに競り勝つなど、初回カードがもはや準決勝カードの様相で、前年に比べスピードと圧力が増したチームが互いにプレッシャーをかけあい、その重圧からミスする場面が多いなか、前半はほぼ点差がなく様子を探り合い、後半にじわじわと明暗が分かれていく展開に。準決勝1回戦では、予選で最少失点チームであった北見支部代表「網小ウォセカムイ」に対し、札幌支部代表「屯田ウインドブレイクス」は初戦を競り勝った勢いのままウォセカムイゴールを目指すものの、ゴールライン際でタグを取り切る鉄壁の守りに得点を阻まれリードを許し、後半から追い上げるウインドブレイクスの猛攻を凌いで点差を守ったウォセカムイが勝ち上がりました。

続く準決勝2回戦は、勢いに乗る空知支部代表「芦別スター☆トライブ」が、北見支部代表「網小ノースカムイ」と対戦。芦別は攻守のバランスがよく切れ味のあるアタックを持ち味としていましたが、ノースカムイもひるまず相手ディフェンスを切り裂きトライの取り合いに。前後半にわずかなリードを守ったノースカムイが決勝に駒を進めました。

この時点で、上位2チームが同支部となり、全国大会への切符1枚は3位のチームに委ねられます。

3位決定戦では「屯田ウインドブレイクス」と「芦別スター☆トライブ」が前半を3対3で折り返す互角の試合展開。後半は芦別が猛攻を継続し屯田の追い上げを振り切ってノーサイド。空知支部では初となる、「芦別スター☆トライブ」が全国大会の切符を手にしました。

決勝戦は、同門対決。「網小ノースカムイ」が「網小ウォセカムイ」に対し、攻守ともにかみ合って点差を広げるも、後半は双方意地を見せて好プレーを連発して会場を沸かせました。蓋を開けてみると後半の結果は2対1。決勝たるにふさわしい内容であったと思います。網走小タグラグビークラブは、関係者に「夢」と語っていた「同校優勝・準優勝」を今大会で実現すると同時に、ウォセの想いを背負って3年連続で全国の猛者に挑むことになります。

今大会も全試合でアフターマッチファンクションを行い、MIPカードを交換し合いました。これからのスポーツ人生で、社会で、旅先で、タグラグビーの「縁」が繋がることを願ってやみません。それぞれの支部はこの全道大会の経験を持ち帰り、これらの経験を糧として各学校や地域でさらなる研さんを積んでいただきたいと思います。
全国大会では両チームとも北海道の代表として活躍することをご祈念いたします。
最後になりますが、選手はもとより子どもたちを支えてくださった保護者の皆様、休日を返上してご指導に当たられた地域の方や教員の皆様、大会運営に携わっていただいたすべての方に感謝の気持ちを込めましてお礼申し上げます。ありがとうございました。

◎優勝:網小ノースカムイ

◎優勝:網小ノースカムイ

◎準優勝:網小ウォセカムイ

◎準優勝:網小ウォセカムイ

◎3位:芦別スター☆トライブ

◎3位:芦別スター☆トライブ

 

■参加チーム12

当麻小TRC、屯田ウィンドブレイクス、花園明星エンジェルズ、ベースボール、NRs Sun’s&CooL、網小ノースカムイ、網小ウォセカムイ、函館RSブルー シャークス、富良野へそタグズB、積丹チャレンジクラブ ブルーシーズ、PROVOCATOR苫小牧、芦別スター☆トライブ

 

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