１２月３日（日）帯広市総合体育館にて「サントリーカップ 第１４回全国小学生タグラグビー選手権大会」北海道・十勝支部予選大会を開催いたしました。
当日は、十勝管内各地の小学生１４チームと、３年生以下のエキシビションの部７チーム、計２１チーム、１７４名の選手が集まり、北海道大会を目指して熱い戦いが繰り広げられました。
今年も帯広市文化スポーツ財団様の協力の下、総合体育館で開催する事ができ、小学校の体育館では味わえない広々としたコートで、元気の良いのびのびとしたプレーが見られました。

参加１４チームを４つの予選リーグに分け、上位１チームが決勝トーナメントに進出し、優勝を目指しての熱戦が始まりました。今年度は、初めて参加して頂いた小学校も増え、地域ぐるみで少年団として活動してくれているチームや、野球・サッカー少年団中心のチーム、男女混合で４・５年生中心のチームなど、それぞれの特徴がよく出た予選リーグとなりました。どのチームも大会に向けて沢山の練習を重ねて来てくれた事がとても良くわかりました。

大会を重ねることにタグラグビーのルールの浸透が感じられ、お手伝い頂いたレフリーもタグ発生後のパスのコーリングを例年以上にして頂き、パスがよく繋がる見ごたえのある好ゲームが多く、予選リーグから接戦の試合が続き、会場の盛り上がりもどんどんヒートアップしていきました。

決勝は、昨年と同じ対戦となり、２校の小学校４〜６年生男女混同チームの花園明星エンジェルズＡと、６年生で野球少年団の音更ブルーオーシャンズの対戦となりました。前半から音更の個々のスキルが発揮され、スピードあふれるランとステップワークで花園明星のディフェンスラインを破り、得点を重ねました。花園明星もサインプレーやアングルを変えたアタックで反撃しますが、ミスが重なりターンオーバーからの失点が目立ち、予選リーグから終始安定した戦いぶりをみせた音更ブルーオーシャンズが、１２対５で勝利しました。音更チームは昨年の雪辱を果たし２年ぶりの優勝となりました。
なお、エキシビションの３年生以下でも、音更ブルーファイヤーが制し、見事アベック優勝となりました。

今年度も、参加チームが増えたため、十勝支部に出場枠２チームが与えられました。優勝した音更ブルーオーシャンズと準優勝の花園明星エンジェルスは多くの支えてくださった方々や両親・仲間に感謝し、ぜひ昨年に続いて十勝支部から全国大会出場を目指し、頑張って下さい。
来年も多くの小学生にタグラグビーの楽しさを体験してもらい、元気の良いプレーが見れることを期待します。参加協力くださいました選手・保護者・大会役員の皆様ありがとうございました。

◎優勝：音更ブルーオーシャンズ

◎準優勝：花園明星エンジェルズＡ