山形県予選が開催されました!
12月9日(日)、山形県総合運動公園メインアリーナにて、「第15回全国小学生タグラグビー選手権大会」山形県予選大会が開催されました。参加登録チームは11チーム。この11チームが、予選リーグ・決勝リーグ進出決定戦・決勝リーグで、熱戦を繰り広げました。
予選では、11チームを3つのリーグに分け、総当たりで戦いました。今大会の特徴は、山形市立桜田小学校から、6チームの参加があったこと。同リーグで対戦することも多くありましたが、共に声援を送り合う姿は、タグラグビーの「仲間と助け合う」というラグビースピリットにぴったりでした。各リーグ共に、実力が近い中での対戦だったため僅差のゲームが多く、手に汗握る戦いが多くありました。
決勝リーグ進出決定戦は、各予選リーグの1位・2位チームが抽選を行い、山形ラグビースクール対東根リンクス、スプラッシュSAKURADA対YRSチームB、YAMAGATAドリームキッズ対ファイヤートルネードとなりました。どの試合も、前半はほぼ互角の戦いでしたが、後半に力の差があらわれ、各予選リーグの1位チームである山形ラグビースクール、スプラッシュSAKURADA、YAMAGATAドリームキッズが、順当に決勝リーグへと駒を進めました。
決勝リーグ第1試合は、山形ラグビースクール対スプラッシュSAKURADAの対戦。両チームのアタック力とディフェンス力がほぼ互角であり、なかなかトライが生まれない展開。試合は最後までもつれ、最後はスプラッシュSAKURADAが山形ラグビースクールの猛攻を凌ぎ、3対2で勝利しました。第2試合は、山形ラグビースクール対YAMAGATAドリームキッズ。連戦である山形ラグビースクールは体力の消耗が激しく、前半こそ食らいついたものの、最後は突き放されてYAMAGATAドリームキッズが7対0で勝利。
第3試合のスプラッシュSAKUARADA対YAMAGATAドリームキッズは、全勝対決。勝利した方が、東北ブロック大会へ進出することになりました。試合は序盤スプラッシュSAKURADAが猛攻をかけ2点をリードする展開でしたが、YAMAGATAドリームキッズが盛り返して逆転。その後もトライを取られては取り返す展開でしたが、最後は8対6でYAMAGATAドリームキッズが勝利。その結果、1位がYAMAGATAドリームキッズ、2位がスプラッシュSAKURADA、3位が山形ラグビースクールとなり、YAMAGATAドリームキッズが2年ぶりの東北ブロック大会出場を決めました。
山形県協会では、例年、学校の体育の授業はもちろん、学校のクラブ活動や親子行事、地域のスポーツ教室などに講師を派遣し、タグラグビーの普及に努めています。今後も、普及活動を続け、多くの子どもたちがタグラグビーの楽しさを感じ、友情を深め、今大会がこれまで以上に発展していくよう努力していきたいと思います。
■参加チーム11