奈良県予選が開催されました!
12月にもかかわらず秋晴れと言うのがふさわしい温かい1日となった12月2日(日)、全国を目指すチャンピオンの部に13チーム、次のチャンピオンの部を目指す低学年やタグを楽しみたい子供たちのチャレンジの部に19チーム、合計31チームが天理親里ラグビー場に集結しました。
開会式の後、9時30分からいつものようにチャンピオン、チャレンジそれぞれ4組に分かれリーグ戦形式のプール戦を開始しました。チャンピオンの部では、昨年近畿ブロック大会に出場した、飛鳥A、済南A、都跡Aが順調に勝ち進んだほか、昨年も決勝トーナメントに進んだコネクトAなど昨年とほぼ変わらぬチームが予選プールを勝ち抜くことになりました。また今回よりチャンピオンの部4組の第3位チームによるプレートトーナメント戦を行うようにしましたので、決勝トーナメントに進めなかったチームも最後まであきらめずに頑張っていました。
チャレンジの部も、従来の4チームによるトーナメント戦から8チームによるトーナメント戦を行うようにしましたので、各組2位でも優勝のチャンスがあるためか、引き分け試合が6試合もある白熱の戦いとなりました。
昼食をはさんで午後1時5分、後半はチャレンジの部準々決勝からスタートしました。とりみJr.A対Bや佐保A対Bと兄弟対決が2試合もありましたが、済南C、とりみJr.B、都跡B、佐保Aが準決勝に進みました。午後第2試合はチャンピオンの部準々決勝でした。プール戦の1位チームと2位チームの対戦でしたが、1位チームが順当に準決勝に進むことになりました。つづいてチャレンジの部準決勝、プレートトーナメント準決勝と進めていきました。プレートトーナメント準決勝では、GACHA Bと天理Bは同点でしたが、抽選で天理Bが決勝に進み、その決勝ではGACHA AがBの雪辱をはたす形となりプレート優勝を飾りました。チャレンジの部では、佐保Aが済南Cを破り初めての優勝を飾りました。
チャンピオンの部準決勝は、ここ数年つねに奈良県をリードしてきた飛鳥A対地元天理を代表するコネクトA、昨年ともに近畿ブロック大会に進出した済南A対都跡Aの対戦でした。奈良から近畿ブロック予選に進めるのは3チームですので、この準決勝に勝てば進出決定です。2試合とも終了間際まで同点で延長戦になるかと思われる白熱した戦いとなりましたが、コネクトAが近畿ブロック大会でも強豪として知られている飛鳥Aを8-7で破り、始めて近畿ブロック大会進出を決め、地元の応援団から大きな歓声が沸いていました。また日頃から交流の深い言わば兄弟対決とも言える済南Aと都跡Aの試合も6-5で、兄貴分である済南Aが貫録を示しました。
決勝は、済南AがコネクトAをこれも1点差の7-6で破り優勝しました。近畿ブロック大会進出の最後の椅子を掛けた3位決定戦は、都跡Aが飛鳥Aを9-4で破り、2年連続の近畿ブロック予選を決めました。飛鳥Aは近畿ブロック大会連続出場が途切れるという残念な結果となりましたが、奈良県の老舗タグチームである飛鳥は必ず来年一段と強くうまくなって帰ってくると思います。
今年もたくさんの方々のサポートをいただき大会を開くことができました。なにより大会を卒業した中学生がたくさんサポートしてくれました、本当にありがとうございました。最後になりますが、子供たちにとって長く思い出として残り、先程の中学生のように卒業してからも応援に来てくれるような大会作りをこれからも目指したいと思います。
■参加チーム31
(受付順)
生駒グリーンリーブス(生駒少年ラグビークラブ)、済南タグ(A、B、C)(奈良市立済美南小学校)、都跡タグ(A、B)(奈良市立都跡小学校)、前栽コネクト(A、B、C)(天理市立前栽小学校他)、柳本(A、B)(天理市立柳本小学校)、とりみ(キッズ、Jr.A、Jr.B)(キッズラグビーとりみ)、広陵タグラグビースクール(A、B、C)広陵町立広陵西小学校、天理小学校(A、B)(私立天理小学校)、やまのべバジャーズ(天理市立山の辺小学校)、教育大付属小(奈良教育大学付属小学校)、佐保(A、B、C)(奈良市立佐保小学校他)、飛鳥タグ(A、B、C)(奈良市立飛鳥小学校)、SEIBI GACHA(A、B、C)(奈良市立済美小学校)