今年で第22回を迎えた「ＳＭＢＣカップ 第22回全国小学生タグラグビー大会」京都府大会ですが、京都府では（株）セレマの協賛のもと、第5回セレマchampionship 全国小学生タグラグビー選手権大会京都府予選として実施しました。今年は、コロナ渦前までの２日間開催に戻したことで、両日ともに試合間隔やレフリーへの負担が緩和されました。会場は、１日目に4年連続サンガスタジアムby kyoceraを使用し、２日目にあたる決勝トーナメントを京都市西京極総合運動公園補助競技場で行うことができました。

今年も、会場に入ってきた子ども達の「うわー。」「すごい。」「広い。めちゃくちゃきれい。」といった興奮を隠しきれない歓声がとても印象的でした。また、府内で活動しているラグビースクール（１・２年生）もenjoy リーグとして参加し、小さい手でボールを持ち、一生懸命グラウンドを駆け回っていました。
参加人数は、23小学校、5ラグビースクール、64チーム、計470人が参加してくれました。今回、初めて京都府北部地域から福知山市の惇明小学校、京都市内から唐橋小学校が参加し、男女ともにのびのびとプレーしていた姿が印象的でした。

また、大会当日が初めての試合となる学校も複数ある中、「いい環境が、いいプレーを引き出す。」の言葉通り、素晴らしいプレーがたくさん見られました。初出場の小学校も、試合を重ねていくうちに、明らかに技術が向上しただけでなく、相手選手や相手チームに対する感謝の気持ち、尊敬の気持ちが見られるようになったことは、大変素晴らしいことでした。
結果は、府予選の部で梅津北小学校が優勝。２位は、西野小学校。北醍醐小学校との３位決定戦を制した、伏見板橋小学校が、１月１８日に行われる近畿ブロック大会に京都府代表として参加することになりました。

１・２年生を対象とした、enjoyリーグでは、ともに初優勝を狙う山城RSと南京都RSが手に汗握る熱い戦いを繰り広げ、山城RSが逃げ切り、初優勝を果たしました。

◎優勝：梅津北小学校

◎準優勝：西野小学校

◎３位：伏見板橋小学校