昨年の９月から始まった「ラグビーワールドカップ」で日本中が盛り上がる中、「第16回全国小学生タグラグビー選手権大会」東北ブロック大会が山形市で開催されました。

今年は、青森県「甲田スピードスターズ」、岩手県「日詰サンライズ」の２チームが、小学校単位のチーム編成で出場し、秋田県「秋田エコーレッド」、宮城県「鹿折レッズ」、福島県「安達タグラグビー」、山形県「東根リンクス」が、ミニラグビーやタグラグビーのクラブチームで、各県の予選を勝ち抜き、東北ブロック大会に出場しました。

東北エリアは広いため、各チームが前日から宿舎に入り、試合会場で公式練習を行いました。今年の東北は、雪が少ないとはいうものの、朝晩の冷え込みは例年並でした。しかし、各チームの気持ちのこもった試合が展開され、会場は熱気に包まれました。

中でも際だったチームは、優勝した「安達タグラグビー」でした。昨年の全国大会を経験したメンバーが中心で、そのアタック力とディフェンス力は他のチームを寄せ付けませんでした。結果各チーム総当たりのリーグ戦で失点は１点というすばらしいものでした。

また、得点も１０点以上が４試合あり、唯一一桁の８点におさえたのは、惜しくも３位だった山形県代表「東根リンクス」でした。東根リンクスは、地元開催で関係者の期待もありましたが、２位になった岩手県「日詰サンライズ」との直接対決で、試合終了間際のトライを奪われ１点差の惜敗でした。東北ブロック大会を勝ち上がった２チームが、全国大会で活躍することを願っています。

◎優勝：安達タグラグビー

◎準優勝：日詰サンライズ