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タグラグビーニュース
 サントリーカップ第6回全国小学生タグラグビー選手権大会 決勝大会が開催されました!
(1日目・予選プール)
第2日目はこちら
2月27日(土)・28日(日)の両日、サントリーホールディングス株式会社ほかの御支援をいただき「サントリーカップ第6回全国小学生タグラグビー選手権大会」が、ラガー憧れの地、聖地・秩父宮ラグビー場で開催されました。決勝トーナメントについては、一昨年同様に「日本選手権大会決勝戦」と同日に行われました。

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今回は、全国904チーム・延べ8,867名が頂点を目指して、北は北海道ブロック代表から南は沖縄ブロック代表までの各ブロッックの激戦を勝ち抜いた精鋭16チームが集結しました。今年は、タグラグビーが、これからラグビーを始めようとする人たちにラグビーの魅力にふれてもらうという、導入の位置付けにあることを念頭に置きながら、魅力ある競技として発展していくように、「タグ後のタグ返却・受け取りのマナー厳守」や「フリーパス開始時の競技規則遵守」をできるように各チームにお願いしました。

■大会1日目 予選プール戦

第1日目27日(土)は予選プールが開催されました。前日までに時折降っていた雨もあがり、若干寒さの感じる中、手に汗握る熱戦が多数展開され、スタンドからは保護者・関係者の子ども一人ひとりを励ます大声援が送られていました。各ブロック代表の16チームは、A・B・C・Dの4プールに分かれ、各プールで総当たり戦が行われ、翌日のカップ(各プール1位チーム)・プレート(各プール2位)・ボウル(各プール3位)・シールド(各プール4位)の各決勝トーナメントへの進出をかけた熱い激しい戦いが繰り広げられました。今回で6回目となると各チームの組織プレーや個々のパスワーク、ランスピードが上がり、昨年以上に動きが速くなったように感じました。また、昨年と比べると選手の接触プレーが減り、どのチームもスピーディーなゲーム展開ができるようになってきました。

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Aプール
沖縄ブロック代表:うるま市立宮森小学校「Siesar Jr. I'z」
四国ブロック代表:吉野川市立川田西小学校「レッドフェニックス」
中国ブロック代表:山口市立良城小学校「ホワイトダイヤモンズ」
北関東ブロック代表:宇都宮市立新田小学校「新田トライゲッターズ」

Aプールでは、中国ブロック代表の山口市立良城小学校が、しっかりとしたパスプレーでプール内で全勝し、カップトーナメントへコマを進めました。この良城小のホワイトダイヤモンズの10名は、5年生の授業でタグラグビーの楽しさを知り、昨年出場した先輩たちにも練習相手になってもらい頑張ってきました。
四国ブロック代表の吉野川市立川田西小学校は、チームによる完璧な守りで失点が少なく惜しくもプール1位にはなれませんでしたがプレートトーナメントへ駒を進めました。この川田西小は、体育の学習を中心にクラスのみんなとタグラグビーに一生懸命に取り組み、2年連続2回目の出場でした。
ボウルトーナメントへ駒を進めたのは、北関東ブロック代表の宇都宮市立新田小学校でした。継続的なランプレーと確かなパスで得点を重ねましたが、残念ながら3位となりました。この新田トライゲッターズは、ラグビースクール生がいない学校のクラブ活動(月3回)でできたチームでした。
沖縄ブロック代表のうるま市立宮森小学校「Siesar Jr. I'z」は、55チームという全国1の出場校の中から勝ち抜いたチームでグラウンド狭しと走り回りながらトライを狙い、すばらしいステップを見せてくれましたが、惜しくも得点を重ねることができずシールドトーナメントへ駒を進めました。

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Bプール
北陸ブロック代表:魚津市立吉島・道下小学校「吉島SP+G」
九州ブロック代表2:久留米市立柴刈小学校「柴刈BLACKファルコン」
中関東ブロック代表:鯉淵・緑岡・石崎小学校「レッドアンドブラックス」
近畿ブロック代表2:京都市立竹の里小学校「バンブーキッズ」

Bプールでは、近畿ブロック代表2位の京都市立竹の里小学校と九州ブロック代表2位の久留米市立柴刈小学校が、お互いチーム一体となったすばらしいディフェンスで接戦後引き分けとなり、得失点差で竹の里小学校「バンブーキッズ」がカップトーナメントへ駒を進めました。
惜しくも2位となった柴刈小「柴刈BLACKファルコン」が、プレートトーナメントへ駒を進めました。
北陸ブロック代表の魚津市立吉島・道下小学校8名は、チームとして4年連続だけあって、力強いランと素早いパス、粘り強いディフェンスでしたが、2位の柴刈BLACKファルコンに2点差で負け、ボウルトーナメントへ駒を進めました。
中関東ブロック代表の鯉淵・緑岡・石崎小学校の合同チームは、シールドトーナメントへ駒を進めることになりましたが、失点は2位のチームと同点で、タグを取りに行く技術が目立ちました。

Cプール
南関東ブロック代表:横浜市立汐入小学校「リトルベアーズ」
東京ブロック代表:府中市立白糸台小学校「白小フェニックス」
九州ブロック代表1:臼杵市立市浜小学校「市浜デンジャラス」
近畿ブロック代表1:奈良県北大和小学校連合「TRC前裁レインボーズ」

Cプールは、南関東ブロック代表として常連の横浜市立汐入小学校が、東京ブロック代表に若干苦戦はしましたが、汐入小「リトルベアーズ」ならではのラン・パス等の素晴らしいプレーを見せてくれ、カップトーナメントへ駒を進めました。
プレートトーナメントには、惜しくも接戦で負けましたがプール内で最高の得点率をあげた東京ブロック代表の府中市立白糸台小学校「白小フェニックス」が駒を進めました。
3位争いは、確実なパスプレーを見せてくれた九州ブロック1位の臼杵市立市浜小学校「市浜デンジャラス」と、組織的なチームプレーを見せてくれた近畿ブロック1位の奈良県北大和小学校連合「TRC前裁レインボーズ」となりました。8-4で「市浜デンジャラス」が勝ちボウルトーナメントへ駒を進めました。市浜には負けましたが惜しくも2位のチームに引き分けた「TRC前裁レインボーズ」がシールドトーナメントへ駒を進めました。

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Dプール
九州ブロック代表3:熊本市立東町小学校「イーストタウンジュニア」
北海道ブロック代表:江別市立大麻泉小学校「大麻泉イエローキングス」
東海ブロック代表:磐田市立東部小学校
東北ブロック代表:紫波町立赤石小学校「REDCARLOS」

Dプールでは、東北ブロック代表の紫波町立赤石小学校が、完璧なディフェンスと高い得点率で、出場チーム16の中で最高得点の26、最低失点5という素晴らしい結果を出し、カップトーナメントへ駒を進めました。
東海ブロック代表の磐田市立東部小学校は、5・6年生合わせて116名の部員で週4回一生懸命練習しているだけあって、スピード・パス共にスキルの高い組織プレーで他のチームを寄せ付けずプレートトーナメントへ駒を進めました。
北海道ブロック代表の江別市立大麻泉小学校は、4年生以上の117名中52名でタグラグビーを楽しんでいるだけあって、全員が1歩でも前進しパスを繋いでいこうとするチームプレーを楽しみながら健闘しましたが、惜しくもボウルトーナメントへ駒を進めました。
九州ブロック3位の熊本市立東町小学校「イーストタウンジュニア」は、今回初めて全国大会へ出場したチームでしたが、全試合において、応援の仕方や試合中の態度が他のチームより素晴らしく、とてもすがすがしいさわやかなチームに感じました。しかし、結果として残念ながら、シールドトーナメントへ駒を進めました。

試合結果はこちら

1日目の全試合終了後は、全出場チームの皆さんが参加するファンクション(交歓会)が開催されました。
財団法人日本ラグビーフットボール協会・水谷理事から歓迎の祝辞をいただき、全国から集まった選手たちみんなでサントリーのジュースで乾杯をし、楽しいひとときとなりました。また、サプライズゲストとしてサントリーサンゴリアスの眞壁選手、岸和田選手、宮本選手が来場しました。子ども達にラグビーの楽しさを語るとともに、サインやプレゼントを配り、ファンクションを多いに賑わせて下さいました。

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(2010.3.9)
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