2023年11月23日（木）、盛運輸サンドームにおいて「ＳＭＢＣカップ 第20回全国小学生タグラグビー大会」青森県大会が開催されました。新型コロナウイルスが第５類に移行されて初めての大会。過去最多の１２チームが参加し、例年になく盛り上がりをみせました。

ラグビースクールを母体とした９チーム、小学校単位の３チームがしのぎを削りました。初参加の小学校の１チームも初参加と思えぬほどのプレイや戦術を駆使し、敗れはしたものの、爪痕を残してくれました。昨年度、初参加の２チームも昨年同様、レベルの高いプレイで、普段、フルコンタクトのラグビーをしている選手達をも翻弄していました。さすが、小学校のチームであり、毎日の練習で培ってきたプレイは本物でした。

青森県大会では、例年、３年生以下の子供たちのオープン戦を行っています。今年３チームがエントリーし、タグラグビーを楽しみました。毎年のことではありますが、未就学児から３年生までが入り乱れての混とんとした試合展開でした。しかしながら、３年生が下の子たちを引っ張るリーダーシップを発揮しながら走り回る姿は、４年生以上の試合とは違う面白さ、楽しさに、応援に力が入る大人たちがいます。また、毎年、同じ会場で本戦とオープン戦を開催することで、上級生たちの試合、プレーに刺激を受け、自分たちも次はあそこに行くんだという目標を持ち、続ける選手達も少なくありません。そして、タグラグビーを通じて、今までラグビーを知らなかった、したことがない子供たちがラグビーに触れ、興味を持ってくれることが、何より嬉しいことであり、素晴らしいことだと思います。そして、タグラグビーからラグビーへと進んでくれる選手が多く出てきてくれることを願ってやみません。

◎優勝：弘前サクラオーバルズブラック

◎準優勝：八戸ＲＳタイガー