今年度も出雲ドームを会場に「ＳＭＢＣカップ 第20回全国小学生タグラグビー大会」島根県大会を2023年12月24日（日）に実施しました。当日の天候は冷たい雨となり、ドームを会場にしたことが昨年度同様に功を奏した形となりました。参加チームは、昨年度と同じ９チームでしたが、当日インフルエンザのまん延のため１チームが欠席となってしまいました。

試合は、どの試合も白熱した好ゲームが多く、実力の伯仲している様子がうかがえました。その中で、松江市立鹿島東小学校の先生が指導している鹿島東小学校のチームが今年も安定感抜群の試合運びを見せました。また、今年はラグビースクールのがんばりも目立ちました。通常はミニラグビーを中心に活動している松江ラグビースクールとタグラグビーを中心に活動している出雲ラグビースクールの活躍もありました。

決勝トーナメント決勝戦の組み合わせは、実力通りの対戦となり、危なげなく勝ち上がった鹿島東小学校が、出雲ラグビースクールを迎え撃つ形となりました。
互いに点を取り合う展開でしたが、試合巧者の鹿島東小学校が持ち前のパスワークで突き放しました。近年は、コートサイズが小さくなったり、試合時間が短くなったりし、確実にチャンスをものにできることや規律の保たれたディフェンスを継続できるチームが勝利を収めています。学校の体育の授業にも取り入れやすくなっているので、各学校への働きかけを協会としても積極的に行い、島根県のレベルアップにも取り組みたいです。

◎優勝：鹿島東T5

◎準優勝：出雲レッドアローズ