２０２２年１１月１９日（土）、今年で第１９回を迎える、「ＳＭＢＣカップ 第19回全国小学生タグラグビー大会」京都府予選が開催されました。
今年は初めて、サンガスタジアムで予選を行うことになり、会場に入ってきた子ども達の「すごい！」「広い！　めちゃくちゃきれい」といった興奮を隠しきれない歓声がとても印象的でした。開会式の前には、小学校時代にタグラグビーを経験し、今もラグビーを続けて活躍する多くのＯＧ・ＯＢ選手たちから寄せられたメッセージ動画が会場のスクリーンに流れ、会場の熱気が高まった中、試合が始まりました。

３２小学校、７ラグビースクール、全８６チーム、計６４０人の選手が参加し、enjoyリーグで初参加となった府内のラグビースクールの１・２年生も、小さい手でボールを持ち、みんな一生懸命グランドを駆け回っていました。コロナ禍での開催ではあったものの、過去最多の参加人数となりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響から、多くの小学校では十分な練習ができず、大会当日が初めての試合となる学校も複数ある中、「いい環境が、いいプレーを引き出す」の言葉通り、素晴らしいプレーがたくさん見られました。中には初出場となる小学校もありましたが、試合を重ねていくうちに、明らかに技術が向上していっただけでなく、相手選手や相手チームに対する感謝の気持ちが見られるようになったことは、見ている人たちの心を大きく動かすものとなりました。

結果は、キャプテンを中心に互いに声を掛け合い、最後まで息の合った見事なプレーを続けた西野小学校が優勝しました。続く２位に藤城小学校。そして３位決定戦を制した、池田東小学校。以上３校は、１月２２日に行われる近畿ブロック大会に京都府代表として参加します。ＯＮＥ　ＫＹＯＴＯの精神で、今日と代表としての活躍を見せてくれることを願っています。

◎優勝：京都市立西野小学校

◎準優勝：京都市立藤城小学校

◎３位チーム：京都市立池田東小学校