「全国小学生タグラグビー選手権大会」茨城県予選は第16回大会も天候に恵まれ、朝から暖かい日となりました。インフルエンザのため１チームが前日棄権となってしまいましたが、その分まで残りの１２チームが大会を盛り上げてくれました。

予選を３チームずつの４ブロックとして、各チーム２試合ずつ行い、各ブロックから４チームが決勝リーグに勝ち上がる形としました。予選の間に、１２月開催予定だった第５回茨城県中学生タグラグビー選手権大会の試合を急遽同日開催することになりました。中学生のＲ＆Ｂ―Ｊは小学生時代に第１４回大会でレッドアンドブラックスとして全国大会に出場したメンバーで構成されていて、現在でもラグビー部員として活躍をしている選手たちです。いずれのチームも一進一退の試合運びの中、素晴らしいパスワークとスピードで観衆を感動させてくれました。

さて、予選では各ブロックともにチーム色の濃いゲーム内容でしたが、チームイズムがうまくかみ合って高得点に結びついて予選２試合で３０得点にもなったチームもありました。
茨城県ではここ１６年、準決勝の相手を抽選によって決めています。今年は千波ソニックスコーピオンズと梅が丘ブルーウェイブスＢ、もう一つはレッドアンドブラックスＣと梅が丘ブルーウェイブスＡが対戦することとなった。ステップとスピードに勝る千波は相手ディフェンスの空いたところにうまく走り込み、６対３と安定した試合運びで決勝に進みました。一方、レッドアンドブラックスと梅が丘Ａは後半残り１分までシーソーゲームが続き、最後に相手のハンブルしたボールをつないで緊張した試合を制しました。

決勝戦はパスとランに定評ある千波が間を割っていこうとしますが、レッドの厳しいディフェンスに阻まれなかなか気持ちよく点数に結びつきません。レッドは伝統を守り、声を出してパスをつなぎシーソーゲームが続きましたが、一瞬の気のゆるみで失った２点が尾を引いてしまいました。結果６対５で千波ソニックスコーピオンズが優勝しました。

優勝・千波ソニックスコーピオンズ
準優勝・レッドアンドブラックスＣ
３位・梅が丘ブルーウェイブスＡ
４位・梅が丘ブルーウェイブスＢ

◎優勝：千波小ソニックスコーピオンズ

◎準優勝：レッドアンドブラックスＣ

◎３位：梅が丘小ブルーウェイブスＡ

◎４位：梅が丘小ブルーウェイブスＣ