北海道ブロック大会が開催されました!
2018年1月8日(月・祝日)にサントリーカップ第14回全国小学生タグラグビー選手権大会北海道ブロック大会兼第14回北海道小学生タグラグビー選手権大会が北広島市総合体育館で開催されました。
当日は、全道10支部から12チームが集まり、選手観客含め500人が見守る中、白熱した戦いが繰り広げられました。なお、5年振りにすべての支部からチームが出揃いました。
予選リーグは4ブロック3チームずつに分かれて戦いました。今大会も北海道ブロックから2チームが全国大会に出場できるため、予選リーグから気合の入った試合となり、接戦を勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントに進みました。
決勝トーナメントは混戦となりました。予選リーグ2位通過チームが1位通過チームに競り勝つなど、前に出るスピードと圧力があるチームやミスの少ないチームが抜け出しました。準決勝1回戦では、予選で全試合を圧倒した十勝支部代表の「音更ブルーオーシャンズ」が北見支部代表の「網走小ノースカムイ」を迎え撃ちます。しかしながら、決勝トーナメント1回戦で同門対決となってしまった「網走小ノースカムイ」は、涙をのんだ仲間の想いを背負ってリードを守りきり決勝進出を決めました。続く準決勝2回戦は、試合のたびに進化した札幌支部代表「南線ファイヤーズS」が富良野支部代表「富良野へそタグズA」を攻め立てますが、攻守のバランスがよかった「富良野へそタグズA」が追随を許さず勝ち上がりました。3位決定戦では「音更ブルーオーシャンズ」が「南線ファイヤーズS」の激しいアタックに耐えて前後半でそれぞれ1点のリードを守り切り、勝利を手にしました。
決勝戦は、予選リーグで対戦したカードに。予選リーグでは2点差で泣いた「網走小ノースカムイ」が「富良野へそタグズA」に牙をむきます。攻守において一馬身リードしてるように見えた富良野でしたが、食い下がるノースカムイとシーソーゲームとなり、6対6の同点で後半に。後半もなお、取られては取り返す攻防の結果、残り45秒でノースカムイが逆転に成功。このまま守って…とはいかず、過去7回の優勝経験を誇る富良野の意地で残り15秒で再度同点に。ノースカムイがゴール前5mに迫ったところでノーサイド。大会規定により両チームの優勝となりました。振り返ると両チームの得点は22得点におよび、決勝トーナメントでは最多得点試合となりましたが、ディフェンスに工夫の余地があることも発見できた試合となりました。
今大会は、事務局としてはレフリングの統一を意識しながら挑んだ結果、昨年よりもミスや反則が少なくなった試合が多く見られました。また、全試合でアフターマッチファンクションを行い、MIPカードを交換し合いました。これからのスポーツ人生で、お互いが出会えた時に記憶の糸が繋がることを願ってやみません。この全道大会の経験を各支部に持ち帰り、これらの経験を伝統として各学校や地域で育んでいただきたいと思います。
全国大会では両チームとも北海道の代表として活躍することをご祈念いたします。
最後になりますが、選手はもとより子どもたちを支えてくださった保護者の皆様、休日を返上してご指導に当たられた地域の方や教員の皆様、大会運営に携わっていただいたすべての方に感謝の気持ちを込めましてお礼申し上げます。「ありがとうございました。」
■参加チーム12
NRs Sun’s&CooL、芦別スタートライブ、PROVOCATOR苫小牧、小樽ブラックサンダーズ、富良野へそタグズA、上磯レラモンキーズHBC、網走小ノースカムイ、網走小ウォセカムイ、音更ブルーオーシャンズ、花園明星エンジェルズ、当麻小TRC、南線ファイヤーズS