11月26日(日)、布引グリーンスタジアムにおいて「サントリーカップ 第１４回全国小学生タグラグビー選手権大会」滋賀県予選が開催されました。
昨年は滋賀県予選大会で優勝した、山田小学校・山田レッドタグスピリッツＡチームが近畿ブロック予選でも優勝し、見事全国大会に出場しました。今年もその後に続けとばかり、春からこの大会に向けて練習を積み重ねてきた各チームが、その成果を発揮すべく、熱のこもった激しい戦いを披露してくれました。

参加チームは昨年よりやや減少しましたが、選りすぐられた精鋭１８チームが決勝ラウンド進出を争う予選プール戦では、経験の浅いチームも上級生チーム相手に最後まで諦めず、自分たちの力を出し切って戦う姿に温かい声援が送られていました。決勝ラウンド進出の懸かった試合は１点を争う熱戦で、タグラグビーの魅力を改めて認識させられる戦いばかりでした。

その予選プールを勝ち進んだ６チームが滋賀県代表の座をかけて戦う決勝ラウンドでは、どの試合も最後まで目を離せられない好ゲームの連続で、代表を決めるに相応しい戦いが数多く繰り広げられました。結果としては、代表の座を射止めたのは昨年と同じ顔ぶれとなりましたが、各チーム間の力の差はほんの僅かで、どのチームも確実に力をつけていることを証明してくれました。来年の大会が今から楽しみです。

代表チームには近畿ブロック大会での活躍を大いに期待したいと思います。結果に囚われず、自分たちの力を出し切って戦ってほしいと思います。
今大会を通して、組み合わせの決め方や、レフリーの育成など、課題や意見なども上がってきましたが、滋賀県のタグラグビーにおける環境をより良いものにしていくために、前向きに取り組んでいきたいと思います。
本年もタグラグビーの活動に関わっていただいた皆様に、心からの感謝の意を表すると共に、精一杯戦った選手全員を称えたいと思います。

◎優勝：山田レッドタグスピリッツＡ

◎準優勝：守山タグラグビーＡ