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タグラグビーニュース
 サントリーカップ第7回全国小学生タグラグビー選手権大会 決勝大会レポート
(1日目・予選プール)
第2日目はこちら
2月26日(土)・27日(日)の両日、サントリーホールディングス株式会社ほかの御支援をいただき「サントリーカップ第7回全国小学生タグラグビー選手権大会 決勝大会」が、日本中のラガーにとって憧れの地「秩父宮ラグビー場」で開催されました。大会2日目の決勝トーナメントは、昨年同様に「日本選手権大会決勝戦」と同日に行われ、全国13ブロックの1008チーム・延べ9676名の中から激戦を勝ち抜いた精鋭16チームで決勝大会を行いました。

タグラグビーは、運動量が豊富でありボール運動の楽しさとコミュニケーション能力を培うことができる楽しいスポーツです。また来年度の小学校新学習指導要領の完全実施により、全国の小学校で取り扱うことができます。そこで今大会の重点事項として、各チームに「タグ取り、タグ返却・受け取りのマナー厳守」「コンタクトをしない、させない。」をお願いしました。

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■大会1日目 予選プール戦

第1日目26日(土)の予選プールは、昨年度と違って天候に恵まれ、スタンドの保護者・関係者の子ども一人ひとりを励ます大声援の中、手に汗握る熱戦が多数展開されました。各ブロック代表の16チームは、A・B・C・Dの4プールに分かれ、各プールで総当たり戦が行われ、翌日のカップ(各プール1位チーム)・プレート(各プール2位)・ボウル(各プール3位)・シールド(各プール4位)の各決勝トーナメントへの進出をかけた熱い激しい戦いが繰り広げられました。今年の16チームは、昨年以上に組織プレーや個々のパスワークが高く、スピーディーなゲーム展開をするチームが多かったです。

Aプール
中関東ブロック代表 行田市立下忍小学校「下忍小サムライ・フォックス」
九州ブロック代表3 臼杵市立市浜小学校「市浜デンジャラス」
中国ブロック代表 山口市立良城小学校「良城小ホワイトダイヤモンズ」
北海道ブロック代表 富良野市立富良野小学校「富良野へそタグズ」

Aプール第1位の中国ブロック代表の山口市立良城小学校「良城小ホワイトダイヤモンズ」は、ボールを持った選手の走りの早さは当然ながら、タグをとられた後のボールのつなぎの早さもすばらしく、プール内で全勝し、カップトーナメントへコマを進めました。次にAプール第2位となった九州ブロック代表の臼杵市立市浜小学校「市浜デンジャラス」は、女子を中心とするチームで、タグ後のパスを受けた選手がディフェンスの広がった場所を即座に見つけ、走り込むスピードが速いことに驚きました。この走り方は、選手のセンスだけでなく、しっかりとした指導の成果だと感じました。また、Aプール第3位となった富良野市立富良野小学校「富良野へそタグズ」は、どんなプレーでも一生懸命に頑張る姿がとても良かったです。また、時々見せるロングパスでつないでいくすばらしさには感動しました。Aプール第4位の行田市立下忍小学校「下忍小サムライ・フォックス」は、選手全員のランスピードが速く、またタグをとられた後の指示や守りでのディフェンスの指示が全員で声を掛け合いながら頑張る姿がとても良かったです。

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Bプール
南関東ブロック代表 茅ヶ崎市立香川小学校「茅ヶ崎ブルーフェニックス」
沖縄ブロック代表 恩納村立仲泊小学校「仲泊TRC」
東海ブロック代表 磐田市立東部小学校「磐田市立東部小学校」
北陸ブロック代表 魚津市立吉島・道下小学校「吉島SP10」

Bプール第1位となった東海ブロック代表磐田市立東部小学校「磐田市立東部小学校」は、選手間でのパスモードが非常に速く、タグをとられる前のパスもタグ後のパスのすばらしさは、日頃からの練習の賜だと感じました。また、スペースへ走り込む速さやタイミングが最高にすばらしかったです。Bプール第2位の南関東ブロック代表茅ヶ崎市立香川小学校「茅ヶ崎ブルーフェニックス」は、チーム間での声かけがとてもすばらしかったです。また、個々のスキルレベルが高く、多彩なステップを踏む選手が多く、ランニングスピードもとても速かったです。Bプール第3位の恩納村立仲泊小学校「仲泊TRC」は、小規模校の良さを生かし、学校全体でタグラグビーに取り組んでいると聞きました。学校で取り組んでいるので1日3回(朝、昼、夕方)もタグラグビーを楽しんでいるそうです。そのため選手のほとんどが飛ばしパスやスクリューパスができるのにはビックリしました。Bプール第4位の魚津市立吉島・道下小学校「吉島SP10」は、タグをとった後の返し方がとても丁寧ですばらしかったです。また、スペースへ走り込むタイミングの上手い選手やチェンジオブペースのうまい選手がいて個々のプレーの良さに感動しました。

Cプール
四国ブロック代表 吉野川市立川田西小学校「川田西小レッドフェニックス」
東北ブロック代表 気仙沼市立鹿折小学校「鹿折レッズ」
近畿ブロック代表2 京都市立勧修小学校「勧修小学校リトルブラックス」
九州ブロック代表2 久留米市立柴刈小学校「柴刈BLACKファルコン」

Cプール第1位となった近畿ブロック代表の京都市立勧修小学校「勧修小学校リトルブラックス」は、組織プレーがすばらしく選手一人ひとりが自分の役目を理解し、グラウンド内を思いっきり広くつかったパス&ランプレーに感動しました。Cプール第2位の東北ブロック代表の気仙沼市立鹿折小学校「鹿折レッズ」は、ベンチにいる選手の声を聞いていると良いプレーを褒めたり、励まし合ったりと、応援の手本となる態度でとても良かったです。また、一人ひとりがボールを繋いでいくんだという意識がとても高く感じました。Cプール第3位の久留米市立柴刈小学校「柴刈BLACKファルコン」は、タグをとられる前にパスを繋いでいく素早さと、ボールが地面から同じ高さで繋がれていくパスワークのきれいさに感動しました。また、チェンジオブペースができる選手が多く多彩なステップも良かったです。Cプール第4位の吉野川市立川田西小学校「川田西小レッドフェニックス」は、第1試合目は少々遠慮気味にプレーをしているかのよう感じましたが、2試合目からは全員で協力してチームプレーをしようという姿勢が感じられとても良かったです。

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Dプール
東京ブロック代表 稲城市立若葉台小学校「若葉台Dreams」
近畿ブロック代表1 京都市立春日野小学校「春日野小ATハンズボンズ」
九州ブロック代表1 熊本市立東町小学校「東町小イーストタウンドリームス」
北関東ブロック代表 新潟・五泉小学校連合「新津リバーズエイト」

Dプール第1位の東京ブロック代表の稲城市立若葉台小学校「若葉台Dreams」は、組織プレーができ、選手全員での速いパス回しがとても良かったです。また、タグをとりに行く時のスピードも速く攻守共に完成されたチームでした。Dプール第2位の近畿ブロック代表の京都市立春日野小学校「春日野小ATハンズボンズ」は、サインプレーなのかループパスが多く使われ組織的な多彩なプレーがとても良かったです。また、スペースへ走り込むスピードとタイミングが良かったです。Dプール第3位の熊本市立東町小学校「東町小イーストタウンドリームス」は、全員での巧みなパスワークがとても良かったです。また、攻守でボールに関係していない選手が、ボールのつなぎや第1時ディフェンスが破られた後の動きでとても良かったです。Dプール第4位の新潟・五泉小学校連合「新津リバーズエイト」は、選手一人ひとりの走るスピードが速く、パスを上手く繋いでいこうとする意識がとても高く感じました。

試合結果はこちら

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1日目の全試合終了後は、全出場チームの皆さんが参加するファンクション(交歓会)が開催されました。財団法人日本ラグビーフットボール協会・矢部達三理事・会計役から歓迎の祝辞をいただき、全国から集まった選手たちみんなでサントリーのジュースで乾杯をし、その後は各チーム紹介を兼ねて、歌や踊り、クイズなど様々な出し物もあり楽しいひとときとなりました。さらにチームによっては、自己紹介カードを持ってきているチームもあり「遠くても連絡を取り合おう。」と約束をしていました。また、サプライズゲストとしてサントリーサンゴリアスの仲村選手、辻本選手、宮本選手、大島選手が来場しました。子ども達にラグビーの楽しさを語るとともに、サインやプレゼントを配り、ファンクションを多いに賑わせて下さいました。


(2011.3.22)
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