TAG RUGBY
CONTENTS
ニュース
タグラグビーって?
やってみよう!
大会情報
指導者の方へ
タグラグビートップ|ニュース
ニュース NEWS
タグラグビーニュース
 サントリーカップ第5回全国小学生タグラグビー選手権大会 決勝大会が開催されました!
(2日目・決勝トーナメント)
第1日目はこちら
■大会2日目 決勝トーナメント

決勝大会2日目・22日の決勝トーナメント戦は、前日のA・B・C・Dの各プール戦の1位がカップトーナメント戦、2位がプレートトーナメント戦、3位がボウルトーナメント戦、4位がシールドトーナメント戦と、各トーナメントにおける優勝をかけて戦われました。前日よりも気温が上昇したのと同様、前日のプール戦にも増して熱戦が繰り広げられ、熱心な保護者・関係者などから大声援が送られていました。また、子ども達・選手の爽やかでひたむきなプレーの姿は、観戦する者全てに感動を与えていました。

ニュース写真

シールドトーナメント
1回戦、北陸ブロック代表 魚津市立吉島小「吉島SP09」対北関東ブロック代表 佐野市立小連合「佐野少年ラグビースクール」の戦いは、6対3で佐野市立小連合が優勝決定戦へ勝ち上がりました。もう一方の、中関東ブロック代表 行田市立下忍小「サムライ・フォックス」対沖縄ブロック代表 沖縄市立美原小「美原三郎」の戦いは、12対6で下忍小が優勝決定戦へ勝ち上がりました。
シールドトーナメント決勝は、9対6で佐野市立小連合が勝利し、優勝しました。

ボウルトーナメント
1回戦、東京ブロック代表 稲城市立若葉台小「若葉台Dreams」対近畿ブロック代表2 京都市立春日野小「ハンズボンズ」の戦いは、5対3で春日野小が厳しい試合を制し、優勝決定戦へ勝ち上がりました。もう一方の、北海道ブロック代表 富良野市立富良野小「富良野へそタグズ」対、東北ブロック代表 釜石市立小佐野小「小佐野バーバリアンズ」の戦いは、6対3で富良野小が優勝決定戦へ勝ち上がりました。
ボウルトーナメント決勝は、1点を争うシーソーゲームの末、8対7で赤い体育帽の春日野小が優勝しました。

ニュース写真

プレートトーナメント
1回戦、四国ブロック代表 吉野川市立川田西小「レッドフェニックス」対東海ブロック代表 磐田市立東部小の戦いは、8対5で東部小が厳しい試合を制し、優勝決定戦へ勝ち上がりました。もう一方の、近畿ブロック代表1 天理・大和郡山市立小連合「TRC前栽レインボーズ」対南関東ブロック代表 横浜・鎌倉・横須賀市立小連合「釜利谷ブレイブエイト」の戦いは、6対4で横浜・鎌倉・横須賀市立小連合が制し、優勝決定戦へ勝ち上がりました。
プレートトーナメント決戦は、1点を争う厳しい試合を制した東部小が、5対4で優勝しました。

カップトーナメント
本大会の真の優勝を決するカップトーナメントには、九州ブロック代表の3チームに加え中国ブロック代表が駒を進め、九州ブロック代表チームの包囲網をお隣・中国ブロック代表が崩す事が出来るか?に注目が集まりました。

1回戦1組目は、九州ブロック代表1 篠栗町立北勢門小「RED TAG HUNTERS」対九州ブロック代表3 臼杵市立市浜小「市浜デンジャラス」の九州同士の対決でした。試合はカップトーナメントにふさわしい展開で、両チーム共にグランドを十分に使ったラン・パス回しにより1点を争うシーソーゲームとなりましたが、北勢門小が5対4の接戦を制し、優勝決定戦へ勝ち上がりました。
もう一方の、九州ブロック代表2 佐世保市立清水小「タグの実」対中国ブロック 山口市立良城小「レッドダイヤモンズ」の対決も、カップトーナメント戦にふさわしい1点を争う試合展開となりました。両チーム共に鋭いステップ・走りを見せてくれましたが、上手なパスワークが一歩冴えた良城小が、5対4の厳しい試合を制し、優勝決定戦へ勝ち上がりました。

今大会の優勝が決まるカップ決勝戦は、大観衆の声援を受けて1回戦を勝ち上がった前回の優勝チーム・篠栗町立北勢門小学校「RED TAG HUNTERS」と、初出場ながら試合を重ねる毎に元気が良くなってきた山口市立良城小学校「レッドダイヤモンズ」の対戦になりました。
両チーム緊張のなか試合開始の笛が鳴ると、鋭いステップ・ランの応酬により、予想通りの1点を争う拮抗した試合が展開されました。ノーサイドの笛が鳴った時には、後半逆転に成功した北勢門小が6対4で山口市立良城小を下し、今年は単独で2年連続優勝の栄冠を勝ち取ることができました。
試合後、抱き合って喜び、嬉し涙を流す北勢門小の子供達・選手の姿と、惜しくも敗れた良城小の子供達・選手の悔し涙が、秩父宮ラグビー場で観戦する者の全ての心に残る爽やかで素晴らしい決勝戦となりました。

試合結果はこちら

表彰式では、日本ラグビー協会・真下副会長より選手たちに表彰状とあたたかいねぎらいの言葉がかけられました。スポンサーのサントリー株式会社・品治取締役からは、優勝チーム・篠栗町立北勢門小学校「RED TAG HUNTERS」に、サントリーカップと金メダルが贈られたほか、準優勝・山口市立良城小学校「レッドダイヤモンズ」には銀メダル、プレート・ボウル・シールドトーナメントの優勝チームには銅メダルが授与され、あたたかい祝福の言葉がかけられました。また、北勢門小には、副賞として、サントリーサンゴリアス・武山チームディレクターより、記念のチャンピオンバッグが贈呈されました。

ニュース写真

また、表彰式終了後には、全国制覇を成し遂げた篠栗町立北勢門小「RED TAG HUNTERS」対サントリーサンゴリアスとの夢のようなエキシビションマッチが行われました。サンゴリアスに対しては「大人気ないプレーに対して罰則を与える!」という特別ルールが適用され、サンゴリアスの選手達が本気モードに切り替わった時にはすでに遅く、ノーサイドの笛が鳴り響き、両チームと観客が十二分に楽しんだ交歓試合が終了しました。

ニュース写真

晴天にも恵まれた二日間、子ども達にとって夢にまで見た秩父宮ラグビー場での全国大会、昨年秋口より始まった各県予選大会から出場した沢山の子供達・選手の皆が、勝者・敗者の別なくノーサイドの精神で沢山の友達を全国に作ることができた素晴らしい大会の幕が降りました。

競技委員長として2日間の今大会を振り返ると、年間を通じて小学校の授業・放課後等にタグラグビーの練習を行っているチームの著しいスキル・レベルの向上と、普段はタックル・コンタクトプレー等を練習し、サントリーカップのシーズンに合わせてタグラグビーの練習を開始するラグビースクールの子供達・選手のスキルの限界を感じさせた、ターニングポイントとなった試合内容・大会だったと感じました。

最後に、この場を借りて昨年同様本大会をご支援いただいたサントリー株式会社ほか、沢山の皆さん達にお礼と感謝の言葉を述べるとともに、グランド設営・記録整理・タイムキーパー・タッチジャッジ等大会運営全般に渡って拓殖大学ラグビー部(遠藤監督)の皆さんにサポートしていただいたことを付け加えて、レポートの締めくくりと致します。(大会競技委員長 佐々木文昭)

ニュース写真


(2009.2.24)
このページのトップへ




サイトのご利用について
財団法人日本ラグビーフットボール協会 Copyright 2004 Japan Rugby Football Union. All rights reserved.


ホーム サイトマップ リンク お問い合わせ