北海道ブロック大会が開催されました!
2022年1月10日(月・祝)に、第18回全国小学生タグラグビー大会北海道ブロック大会兼第18回北海道小学生タグラグビー選手権大会が札幌市内の北ガスアリーナ46で開催されました。
昨年度は直前にコロナウィルス感染症拡大防止対策で開催を断念いたしましたが、今年は感染症対策をしっかりとして開催することができました。当日は、全道10支部から12チームが集まり、選手観客含め約300人が見守る中、熱戦が繰り広げられました。
予選リーグは4ブロック3チームずつに分かれて戦いました。今大会も北海道ブロックから2チームが全国大会に出場できるため、予選リーグから熱い試合となりました。小さくなったコートでは縦へのスピードを生かしてステップで駆け抜けるプレーが多いなか、接戦を勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントに進みました。
決勝トーナメント初戦は、前半戦のほとんどが2点差以内で折り返し、後半にじわじわと明暗分かれる試合となりました。準決勝1回戦では、根釧支部代表「TEAM Sun’s&CooL」が早いテンポの攻守で北見支部代表「網走小ノースカムイ」を追い詰めますが、前半を2対2の五分で折り返すと、互いにミスが続くところを点に繋げた「網走小ノースカムイ」が1点差を守って逃げ切りました。続く準決勝2回戦は、札幌支部代表の「北海道ハイテクACアカデミー」が、北見支部代表「遠軽ラグビースクールReds」の固いディフェンスを切り裂き得点を重ね快勝。3位決定戦では、準決勝での好ゲームの雰囲気を維持したまま「TEAM Sun’s&CooL」が波に乗り、「遠軽ラグビースクールReds」との熱戦を制しました。
決勝戦は、「北海道ハイテクACアカデミー」が開始早々に得点するも、「網走小ノースカムイ」はプレッシャーを与え続けて3対2で前半をリード。後半は互いに譲らずシーソーゲームとなった残り12秒、黄色のTシャツ「北海道ハイテクACアカデミー」が雷のように左サイドを切り裂き執念の同点トライを決めたところでノーサイド。大会規定により、両者優勝となりました。
好プレーが続出する中、観覧席の保護者の方々も「黙援」での観戦にご協力いただき、心苦しい部分もあったかと思います。とはいえ、小さくなったコートを駆け抜ける選手らの姿からはたくさんの感動をいただきました。タグラグビーが重んじている「礼」のうち、試合後の握手は感染症対策でエアー握手となりましたが、互いに目線を合わせてあいさつしている姿に子どもたちの成長を感じました。全国大会では両チームとも北海道の代表として力いっぱい楽しんでプレーしてきてほしいと思います。
最後になりますが、選手はもとより子どもたちを支えてくださった保護者の皆様、休日を返上してご指導に当たられた地域の方や教員の皆様、大会運営に携わっていただいたすべての方に感謝の気持ちを込めましてお礼申し上げます。ありがとうございました。
旭 川:旭川ラグビースクールA
札 幌:北海道ハイテクACアカデミー、札幌RSアンビシャス
十 勝:音更BC+
根 釧:TEAM Sun‘s&CooL
北 見:網走小ノースカムイ、遠軽ラグビースクールReds
函 館:函館スパークルズRED
富良野:フラノファンブルズA
小 樽:積丹TRF 229ers
胆 振:PROVOCATOR苫小牧
空 知:芦別スター☆トライブ