2019年12月21日（土）に開催された「第16回全国小学生タグラグビー選手権大会」島根県予選。今回は１７チーム（同一団体から複数チーム参加）というたくさんの参加がありました。走力を生かしたチーム、連係プレーを重視したチーム、粘り強いディフェンスを重視したチーム等、チームカラーは様々でしたが、どのチームもすばらしい個性をもっていました。

決勝プールは、今年度はトーナメントの形式で実施しました。決勝戦は、出雲スクールと郷田小学校の対戦となりました。郷田小学校は、ここのところ安定した力をつけているチームです。選手には女子も多く、競技の普及のお手本としてすばらしいチームに仕上がっていました。郷田小学校は、川本小学校との激しい準決勝に競り勝ち、決勝進出をものにしましたが、優勝は、自力に勝る出雲ラグビースクールが輝きました。今大会では、パスを中心とする多彩なサインプレーが展開され、例年にも増してレベルの高い大会となりましたが、試合の中でメンタルを維持していく強さも課題となりました。心技体のバランスの大切さも今後指導の中でフォーカスしていかなければならない要素の１つなったように感じます。

大会には、子どもたちが所属している学校の校長先生をはじめたくさんの保護者の皆様が応援にかけつけてくださり子どもたちを見守っていただけました。このことは、「ラグビーファン」の増加を実感するとともに、ラグビーの精神がどんどん広がっていることを実感することができました。また、今年大ブレークしたワールドカップの話題も多く、ラグビープレーヤー、ラグビーファンの拡大への大きな礎となる大会となりました。

◎優勝：出雲ラグビースクール

◎準優勝：郷田小学校