令和元年１２月８日（日）、遠軽町総合体育館で「第16回全国小学生タグラグビー選手権大会」北海道・北見支部予選が開催されました。オホーツク管内各校から１９チームが参加し、１５４名の選手のほか保護者、役員、お手伝いいただいた遠軽高校ラグビー部を含め、約４００名の参加がありました。

今大会は開催地持ち回りを試行。遠軽町での支部予選は初開催となりました。また、タグラグビーによる「縁」で、紋別潮見小から３チームが初参戦。遠軽からスタッフが急遽出前講座に行くなど交流を図っていただき、基本的なルールを覚えてからの参戦でしたが、堂々たる試合展開を見せて会場を沸かせました。

決勝トーナメントは、予選の上位チームにてトーナメントドローを行いました。準決勝第一試合では、ラグビースタイルを活かして勝ち上がってきたＯＫＢJr.が攻撃的な網小ウォセカムイに突破を許し、網小ウォセカムイが決勝へ駒を進めました。準決勝第二試合では、網小ノースカムイが２点差で遠軽RSRedsを追うも、攻守ともにまとまって結束した遠軽RSRedsが点差を守って逃げ切り決勝進出。３位決定戦では、網小ノースカムイが得点力を生かしてＯＫＢJr.の追随を許さず走り切り３位となりました。

決勝戦は、序盤は互いの攻守が拮抗して一歩も譲らない試合展開となり、網小ウォセカムイが2-1でリード。主導権をどちらが握るのか注目された後半は、相手のミスから加点した遠軽RSRedsが、意地を見せる網小ウォセカムイのほんのわずかな綻びを見逃さず加点し逃げ切り、第10回以来、２度目の優勝を手にしました。
恒例となったアフターマッチファンクションでは、選手同士で互いに称え合うことができました。

北見支部からは優勝した遠軽ラグビースクールRedsと準優勝の網小ウォセカムイが令和２年１月１３日に北広島市総合体育館で行われる北海道ブロック大会に出場します。強者が名乗り出る全道大会で活躍することを期待しつつ、オホーツクから全国への切符を手にするチームが出てくることを願っています。

◎優勝：遠軽ラグビースクールReds

◎準優勝：網小ウォセカムイ