１２月２日（日）帯広市総合体育館にて「第15回全国小学生タグラグビー選手権大会」北海道・十勝支部予選大会を開催いたしました。
当日は、十勝管内各地の小学生１０チームと、３年生以下のエキシビジョンの部６チーム、計１６チーム、１４５名の選手が集まり、北海道大会を目指して熱い戦いが繰り広げられました。
今年も帯広市文化スポーツ財団様の協力の下、総合体育館で開催する事ができ、小学校の体育館では味わえない広々としたコートで、元気の良いのびのびとしたプレーが見られました。

参加１０チームを２つの予選リーグに分け、上位２チームが決勝トーナメントに進出し、優勝を目指しての熱戦が始まりました。今年度は、初参加のチームはなく、地域ぐるみで少年団として活動してくれているチームや、野球・サッカー少年団中心のチーム、男女混合で４・５年生中心のチームなど、それぞれのタグラグビーをよく理解し、タグラグビーが大好きなチームが参加してくれました。
大会を重ねるごとにタグラグビーのルールの浸透が感じられ、お手伝い頂いたレフリーもタグ発生後のパスのコーリングを例年以上にして頂き、パスがよく繋がる見ごたえのある好ゲームが多く、予選リーグから接戦の試合が続き、会場の盛り上がりもどんどんヒートアップしていきました。

決勝は、昨年と同じ対戦となり、音更町各小学校野球少年団で構成されたベースボールと帯広市２校の小学校５～６年生男女混同チームの花園明星エンジェルズＡ対戦となりました。前半は開始早々、パスダミーから走力のあるランナーが走りぬき、ベースボールが先制トライ。その後も追加点を奪い２点リード。一時同点とされるものの、前半終了間際に得点し、３対２でベースボールがリードし、前半を終了した。
後半に入ると流れが一転、花園・明星のプレッシャーのあるディフェンスが相手のミスを誘い、連続得点し逆転。その後も落ち着いた組織プレーを見せた花園・明星が得点を広げ、６対３で勝利しました。花園・明星チームは昨年の雪辱を果たし２年ぶりの優勝となりました。なお、エキシビジョンの３年生以下では、小学２年生のみチームの音更タグＶビクトリーが制し、会場を沸かせました。

今年度は、参加チームが減少し残念ではありましたが、十勝支部に出場枠２チームが与えられました。優勝した花園・明星エンジェルズと準優勝のベースボールは多くの支えてくださった方々や両親・仲間に感謝し、ぜひ２大会ぶりの全道優勝、十勝支部から全国大会出場を目指し、頑張って下さい。
来年も多くの小学生にタグラグビーの楽しさを体験してもらい、元気の良いプレーが見れることを期待します。参加協力くださいました選手・保護者・大会役員の皆様ありがとうございました。

◎優勝：花園・明星エンジェルズＡ

◎準優勝：ベースボール