岡山・桃丘小3連覇、山口・椿東小2位。揃って決勝大会へ
先週末の「今冬最強寒波 大雪に警戒を」(ニュース等)で、日本列島が冷凍庫の気象環境の中、平成29年1月15日(日)、「サントリーカップ 第13回全国小学生タグラグビー選手権大会」中国ブロック大会が岡山市の岡山ドームで開催されました。会場周辺は雪の影響はなく、晴れの国岡山を実感しました。
そんな中、各県の激戦を勝ち抜いた可愛くも頼もしい男子・女子のタグラグ戦士が、道中、大雪との戦いを経て、続々集まってきました。会場設営の中、早速、ウォームアップで気持ちを高ぶらせるチーム、スタンドの階段で遊んでリラックスしているチーム等、試合に臨む前の各チームの様々な模様が見られました。
開会式が終わり、早速、第一試合のキックオフ。各県代表それぞれ2チームの計10チーム。プール戦では、同県のチーム同士が対戦しないよう、2つのブロックに分かれ、どのチームも2試合ずつして、順位を決めました。練習通りの成果を出せていると思われるチームがあるかと思う一方、相手のスピード、動きの気迫に圧倒され、声が出なくなっているチームがあったりしましたが、タグラグ戦士はグランドを縦横に走りまわっていました。そして、上位3チームが決勝トーナメントに進みました。
全国大会の経験のある岡山県、山口県のそれぞれ2チーム共、順当に勝ち進みました。残りの2チームは、第1回大会決勝大会出場の島根県チームとタグに力を入れている鳥取県のチームが決勝トーナメントに進出。タグラグビーに注力しているところが勝ち上がってきた構図となりました。
決勝トーナメントは、Aブロックの2位とBブロック3位が対戦、また、Aブロックの3位とBブロック2位が対戦。その勝者の2チームが、両ブロックの1位とそれぞれ準決勝として戦います。そして、その勝者が、決勝戦に臨むという方式。Aブロックは、島根県と岡山県の対戦。両校とも過去/昨年、決勝大会出場経験のあり、攻守とも充実しており、接戦の結果、島根県のチームが勝利。準決勝は、これまた、昨年、決勝大会出場の岡山県のチーム。島根県のチームは細かいミスが出て惜しくも敗退。
Bブロックは、過去、決勝大会2連覇の山口県のチームと鳥取県のチーム。鳥取県のチームが善戦するも僅差で敗退。準決勝は、運命のいたずらか、山口県同士の対戦となり、山口県予選の結果通りとなりました。決勝は、岡山県・桃丘小学校と山口県・椿東小学校。初顔わせの対戦でしたが、両チーム共、よく練習しており、サインプレーを織り交ぜたスピードある攻撃で白熱した熱戦を繰り広げました。その結果、桃丘小学校が3連覇を達成しました。椿東小は勝負どころでミスがでたのが痛かった。
桃丘小は、決勝大会3年連続3回目。椿東小は初出場。両校の決勝大会での活躍を期待しています。
今大会は、寒波、大雪の影響で、岡山県以外のチーム、特に、山陰側の小学校は会場に来れるかヤキモキでしたが、到着する児童たちの大きな挨拶、笑顔を見れてホッとした。試合では、移動の疲れも見せず、懸命にプレーに集中していました。しかし、運営側は天候が気になり仕方なかった。決勝トーナメントの最中、敗退したチームから『大雪警報が出ているので、今から帰ります』という申し出があった。翌日、ニュースにならなかったので、無事帰り着いたことと思い安心しました。
今回は、地元の岡山県協会の多くの役員の方々にご協力いただき、無事に大会を終えることが出来ました。また、天候に左右されないドームの会場を確保していただき、併せて、感謝申し上げます。さらに、レフリーをお願いした各県の役員のみなさま、ありがとうございました。お礼申し上げます。
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優勝チーム 桃丘ジェッツタグラグビークラブ |
準優勝チーム 椿東タグセロナ |
<参加チーム>
10チーム
鳥取県:赤碕ファイターズ(琴浦町立赤碕小学校)
:浦安ブルーインパルス(琴浦町立浦安小学校)
島根県:江津東小学校A(江津市立の3つの小学校)
:川本小学校A(川本町立川本小学校)
岡山県:桃丘ジェッツタグラグビークラブ(岡山市立桃丘小学校)
:高島小グリーンボンバーズA(岡山市立高島小学校)
広島県:庄原東小学校桜ヶ丘ボアーズ(庄原市立東小学校)
:彩が丘スターズ(広島市立彩が丘小学校)
山口県:椿東タグセロナ(萩市立椿東小学校)
:良城小ホワイトダイヤモンズ(山口市立良城小学校)
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