「サントリーカップ 第１２回全国小学生タグラグビー選手権大会」四国ブロック大会が１月２３日（土）、徳島県徳島市入田の球技場で開催されました。４０年ぶりの大寒波が来るのかと恐れながら準備を進め、雪が降れば球技場に行けないなどの心配をしていましたが、当日は曇り空ながら寒さもあまり気にすることなく運営することができました。

四国４県から予選を勝ち抜いた１２チームによって、２枚の全国大会出場を懸けて争いました。ブロック大会初出場は、つるぎラグビーアカデミー（徳島）の１チームだけです。予選リーグでは、各県の1位チームがそれぞれのプールに分かれて３チームでプール戦を戦いました。Ａプールでは、山瀬が東雲と接戦の末同点とされましたが得失点差で勝ち上がりました。Ｂプールでは、徳島２位のつるぎが対戦相手に力の差を見せつけ圧勝しました。Ｃプールでは、附属ブラックが徳島３位の佐古愛日に、６対６の接戦に持ち込まれましたが得失点差で勝ち上がりました。Ｄプールでは、北条が香川２位の多肥に６対６の接戦に持ち込まれましたが、今までの優勝経験が生かされたのか、得失点差で勝ち上がりました。どのプールもどの試合も接戦の好試合が多くて、観客を楽しませてくれました。特に、同点の引き分け試合が４試合もあったと言うことは、地域間の力の差がなくなってきていることが伺える。

決勝トーナメントには、徳島の１位・２位チームと愛媛・香川の1位チームが進出してきました。特に徳島勢の健闘が光りました。抽選の結果、準決勝１回戦は、つるぎ対山瀬の徳島県勢同士の対戦と、もう一方は北条対附属の対戦となりました。
つるぎ対山瀬の試合は、お互いに相手地域へボールを持ち込むがなかなかトライには至らず前半を０対０で後半戦に持ち込み、相手チームの選手交代でムードが変わり最終的には３対０で山瀬が決勝に進みました。
また、北条対附属の試合はお互いに得点をするが点差を広げることが出来ず後半戦に突入しました。負傷者が出て後半交代選手がいない苦しい附属が北条に得点され４対２で敗れ決勝進出を逃しました。決勝は、山瀬対北条の対戦となりました。初戦を苦しんだ山瀬が試合ごとに力を出し、７対４で山瀬が勝利し初優勝となりました。全国大会には山瀬と北条の２チームが四国代表で出場します。両チームの決勝大会での活躍に期待します。

徳島県協会の皆さん、そして鳴門教育大学ラグビー部の皆さん、レフリーをしてくださった役員の皆さん、冬空の寒い中、本当にお世話になりました。お陰様で無事大会を終えたことに感謝いたします。ありがとうございました。

優勝チーム 山瀬セブンスターズ	準優勝チーム 北条スーパースターズ

＜参加チーム＞
１２チーム
［徳島県］山瀬セブンスターズ、つるぎラグビーアカデミー、佐古愛日レッド
［高知県］伊野南新タグトルズ、伊野レッドシャークスＡ、伊野南真タグトルズＶ
［香川県］香大附属ブラックシューズ１、多肥キングパンプキンズ、とにかく明るい多肥
［愛媛県］北条スーパースターズ、東雲グレートファイターズ、宇摩ファイティングブルＡ