「サントリーカップ 第１２回全国小学生タグラグビー選手権大会」の東京ブロック代表決定戦が1月17日に上柚木公園陸上競技場で開催。東京都の各地区の予選を勝ち抜いた12チームが集結し熱戦を繰り広げました。

3組ずつに分けられた４つの予選プールの上位1位が、集まって総当たりで決勝リーグを行い、上位２チームが全国大会への切符を手にすることができます。決勝リーグには七国スピリッツ、いずみの森Uベアーズ、白小フェニックス、白小フェニックスBが進出しました。

昨年の全国大会王者である七国は、予選プールC、決勝リーグを全勝優勝し、全国大会進出を決めました。しかも全5試合中、2試合は無失点の完全試合という圧倒的な強さ。この強さは、苦しい試合展開のときの粘りあるディフェンスと、相手のミスを確実にトライへのチャンスへつなげる勝負強さと判断力があるからこそ。決勝リーグでの白小との闘いでは、七国が白小にゴールライン間際まで攻められる場面がありましたが、粘りあるディフェンスで攻撃を防ぎ切り、さらに白小がパスをミスした瞬間、七国が拾い、すかさずカウンターのランで形勢逆転のトライを決める活躍をみせました。

残りの1枠──。どのチームも闘志をむき出しにして試合に取り組んでいました。注目を集めたのは白小フェニックスといずみの森Uベアーズの戦いです。お互いにトライ寸前までボールを運ぶも、４タグで攻守交替という展開が続き、拮抗した試合に。またトライをいずみの森が決めると、白小がトライを決め、振り出しに戻るという具合で、両者譲りません。結果、２-２で試合を終えました。

1勝1敗1引分の白小フェニックスといずみの森Uベアーズ。結果は得失点差でチームワークの高さを生かしたパス回しなどの連係プレーで戦ったいずみの森Uベアーズに軍配が上がりました。

本日の結果、七国スピリッツといずみの森Ｕベアーズが2月20・21日の全国大会へ進出となりました。

優勝チーム 七国スピリッツ	準優勝チーム いずみの森ユナイテッド ベアーズ