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サントリーカップ 中国ブロック大会が開催されました! |
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1月18日(日)、広島市内の原爆ドームと郊外の宮島の2つの世界遺産を結ぶひろしま男子駅伝が開かれる最中、コカ・コーラウエスト広島総合グランドラグビー場で、サントリーカップ第5回全国小学生タグラグビー選手権大会中国ブロック大会が開かれました。中国5県、各県2チームの計10チームが出場しました。
プール戦は、初戦で同県同士が対戦しない5チーム・2ブロックに分かれ、1チームがそれぞれ2試合するという変則方式としました。県代表チームらしく、パスのタイミング、スピードのあるアタック。確実にタグを取るディフェンス。サインを出してのクロス、飛ばしパスといった戦術。どの試合もタグラグビーの完成度の高さを見せつけられました。時には勢い余って相手にぶつかる場面もあり、闘志あふれるプレーが随所に見られました。
プール戦は、2試合という変則方式のため、組合せによっては実力あるチームの対戦、一方、比較的楽な対戦となる場合があるため、各ブロック3位までが決勝トーナメントに進出するようにしました。決勝トーナメントでは、プール戦3位チームがプール戦1位チームを破るなど、実力が伯仲していることをうかがわせました。
決勝は、プール戦1位の山口県・良城小レッドダイヤモンズとプール戦3位から勝ち上がった島根県・江津ドリームファイターズの対戦となりました。トライをとるたびに歓喜し、とられた側は、巻き返しのための選手を鼓舞する応援が重なり、選手、ベンチ、スタンドと一体となり応援は最高潮に。結果は、良城小レッドダイヤモンズが勝ち、秩父宮への切符を手にしました。
この日、広島の天気予報は午後から雨の確率90%。しかし、選手たちの気持ちが天に通じたのか、どんよりとした曇り空のまま決勝まで消化しました。閉会式のときにポツ、ポツと雨が落ち始めました。この雨は、勝利のチームへの祝福の涙、惜しくも実力を出し切れなかったチームの慰めの涙に思え、雨に濡れた表彰状が一層その思いを強調していました。
大会において、各県タグ担当者、役員のみなさまには、バス駐車場の確保からグランド設定、バナーの掲揚等、細部にわたり運営にご協力いただきましてありがとうございます。選手たちが大きな怪我もなく大会を終え、役員も含め、無事帰路に着かれたことで第5回中国ブロック大会が終わりました。
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優勝チーム 良城小レッドダイヤモンズ |
準優勝チーム
江津ドリームファイターズ |
<参加チーム>
10チーム
良城小レッドダイヤモンズ(山口)、明倫ブラックス(山口)、江津ドリームファイターズ(島根)、乃木小学校(島根)、湖山ラグビーフットボールクラブ(鳥取)、関金小学校(鳥取)、芳明小学校(岡山)、高島小学校(岡山)、五日市ジュニアラグビースクール(広島)、東広島JRSファイターズ(広島)
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(2009.1.21) |
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