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タグラグビー選手権 決勝大会が開催されました! (2日目・決勝トーナメント) |
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勝利の女神・優勝は、神奈川県代表の横浜市立小学校連合「横浜釜利谷スパークエイト」に決まりました。
2日目・25日の決勝トーナメント戦は、前日のA・B・C・Dの各リーグ戦の結果から、1位がカップトーナメント戦、2位がプレートトーナメント戦、3位がボウルトーナメント戦、4位がシールドトーナメント戦と各トーナメントにおける優勝を懸けて、前日のリーグ戦にも増して熱い戦いが繰り広げられました。
本大会の真の優勝を決するカップトーナメント戦の1回戦、伊賀良・松尾小対横浜小連合戦は、カップトーナメント戦にふさわしい試合展開となり、両チーム共に鋭いステップ・走りに加え上手なパスワーク等によるシーソーゲームが展開されました。後半に入り得点を重ねた横浜小連合が勝ち上がり、もう一方の、天理小連合対東部小戦も、カップトーナメント戦にふさわしい試合展開となり、両チーム共にグランドを十分に使ったラン・パス回しで取りつ取られつの1点を争う戦いとなり、天理小連合が勝ち上がりました。
カップトーナメント戦の優勝を争う決戦は、日本選手権大会決勝戦の前座として、大観衆の声援を受け1回戦を勝ち上がった横浜小連合対天理小連合の戦いとなり、本大会初の東関東ブロック代表対近畿ブロック代表の組み合わせとなりました。
両チーム緊張の中、キックオフの笛が鳴り、鋭いステップ・ランの応酬により前半は1点を争う拮抗した試合が展開されましたが、後半、横浜小連合が自力を発揮しジリジリと点差を広げ、ノーサイドの笛が鳴った時には、6対1で横浜小連合が晴れの栄冠を勝ち取ることができ抱き合って喜ぶ子ども達・選手の姿と、惜しくも敗れた天理小連合の子ども達・選手の悔し涙が心に残る素晴らしい決勝戦でした。
プレートトーナメント戦の1回戦、鹿部小対不動・煙山小戦は、東北ブロック代表の不動・煙山小がスピードに乗ったラン・パス等で、終始試合をリードし1回戦を勝ち上がり、降雪で思うように外・グランドで練習を積むことができなかった鹿部小は残念にも1回戦で敗退し、もう一方の、白糸台小対新潟小連合戦は、両チームグランド狭しと元気に走り回りノーサイドの笛が鳴った時には、6対6の同点延長戦にもつれ込み、結果白糸台小が僅差で勝ち上がりました。
決勝は、地元東京都の代表として大声援を受けた白糸台小と不動・煙山小の戦いとなり、両チーム共に素晴らしいラン・パス等で決勝戦にふさわしい1点を争う好ゲームを展開し、不動・煙山小が激しい戦いを制しました。
ボウルトーナメント戦の1回戦、読谷小対北条小戦は、スピードに乗ったラン・パス等が冴えた北条小が読谷小を退け1回戦を勝ち上がり、もう一方の、春日小対吉祥院小戦は、1点を争う好ゲームを展開され春日小が吉祥院小を退け勝ち上がりました。
決勝は、四国ブロック代表・北条小対九州ブロック代表・春日小の西地域同士の戦いとなり、終始優勢に試合を進めた春日小が決戦を制しました。
シールドトーナメント戦の1回戦、江津東小対黒髪小戦は、本大会に7名の少数精鋭で臨んだ江津東小でしたが、前日の試合等で選手を欠き、他チームからの応援を受けフレンドリーシップとして行われ、黒髪小が勝ち上がり、もう一方の、吉島・本江小対北勢門小戦は、しっかりと走り回り終始リードした北勢門小が勝ち上がりました。
決勝は、リーグ戦4位同士の戦いとは思えない、カップトーナメント戦に劣らない好ゲームが展開され、黒髪小が決戦を制しました。
勝者を称える表彰式では、日本ラグビー協会・森会長より子ども達・選手に表彰状と暖かいねぎらいの言葉が掛けられ、スポンサーのサントリー(株)・本城部長からはメダルと暖かい祝福の言葉が掛けられました。
晴天にも恵まれた二日間でしたが、子ども達にとって夢にまで見た秩父宮ラグビー場での全国大会、勝者も敗者もノーサイドの精神で沢山の友達を全国に作ることができた素晴らしい大会の幕が降りました。
最後に、本大会におけるグランド設営・記録整理・タイムキーパー・タッチジャッジ等運営全般に渡って、拓殖大学ラグビー部の皆さんにサポートしていただいたことを付け加えてレポートの締めくくりと致します。
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優勝の横浜市立小学校連合「横浜釜利谷スパークエイト」と、
準優勝の天理市立小学校連合「柳本レインボーズ」の皆さん |
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(2007.3.2) |
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